古代米の黒米は白米と比べると、たんぱく質にビタミン類
鉄分、亜鉛、カルシウム、それにミネラルが豊富で
「古代サプリメント」と呼びたくなるほど
とても栄養価の高いお米です。
ポリフェノールや食物繊維も含んでいるので、
美肌、美髪の促進や目の疲れ、便秘の改善も期待できます。
黒米は白米に加える割合によって、調理方法が異なりますので
ご紹介する3つの方法をご参考に、ご自分の好みを見つけて
ぜひ毎日の食事に取り入れて頂ければと思います。
1.とにかく手軽に、黒米を毎日の食事に取り入れたい方!
簡単に彩りきれいな黒米ごはんが炊け、冷めても美味しいので
お弁当やおむすびにおすすめです!
①白米1合に対して約大さじ1~2杯の黒米を加え、洗米して1時間ほど浸水します。
②白米だけの時と同じ水加減で炊きます。塩をひとつまみ加えると浸透圧の関係で黒米の色が出やすくなります。
モチっとした中に黒米の粒がプチプチして食感もたのしい
美味しい黒米ごはんができあがります。
☆黒米は玄米です。圧力IHや圧力鍋で炊くと、黒米も丁度良く炊けますが、黒米の炊きあがりが固いと感じる時は、2の方法で黒米を煮出してみて下さい。
2.黒米をもっと増やして、古代サプリメントをたくさん摂りたい方!
肌の疲れや眼精疲労が気になる時、ポリフェノールをたくさん摂って
体を労わってあげてください。
白米に対して2割の黒米を使います。
例)2合(300g)の黒米ごはんを炊く場合
①白米240gに黒米60gを、それぞれ用意します。
白米はいつも通り洗米し、水を切っておきます。
②黒米60gは軽く水ですすぎ、鍋に入れ黒米がしっかり浸かるように多めに水を加えます。
③火にかけ沸騰したら弱火で5分ほど煮だします。
④火をとめて、熱が冷めるまでしばらく置きます。
⑤炊飯器に白米と黒米を煮汁ごと加え、2合のメモリまで
水を加えます。塩をひとつまみ加えて炊飯します。
紫色がとてもきれいな、もちもちの美味しい黒米ごはんができあがります!
黒米を2割ぐらい入れて炊いたご飯を酢飯にすると、黒米の色素とお酢が反応してピンク色の酢飯に!
私たちもお祝いのときのおむすびなどに良く使います!
3.黒米の割合をどんどん増やして100パーセントで食べてみたい方!
私たちも生産者になって初めて食べました!贅沢なご飯ですが一度はお試しを!
もちもちの食感と滋味深い黒米の味が堪能できます。
その見た目と美味しさは、感動ものです。
黒米おむすび
例)2合で炊く場合。
①黒米2合を用意し、軽く水で洗い12時間以上水に浸します。
②水を切り、炊飯器に黒米を入れて白米2合のメモリに合わせて
水を入れ、塩をひとつまみ加え炊飯します。
漆黒のつややかな100パーセント黒米ごはんができあがります!
黒米は玄米のもち米なので、水の加減など、上手に炊くのが少し難しいですが、
美味しく炊けた黒米100%のご飯で作るおむすびは、感動モノです!
4、黒米がゆ
①白米を普通にとぐ。
②といだ白米に「黒米」を入れて、軽く水洗いします。
③1時間半ほど水に浸しておきます。
④普通にお粥を炊く場合よりも多めに水を入れて炊く。(炊飯器のお粥炊き機能でも可)
5、玄米に黒米を混ぜて炊く。
黒米のもちもちが加わりますので、圧力鍋がなくても
炊飯器の玄米モードで炊いても、もちもち感を楽しめます。