時折ですが、お客様に聞かれることの一つに、
『玄米って、白米と同じ計量カップで計ればいいの?』
というご質問があります。
玄米を炊くときには、白米よりも水を増やすことで調整して炊きますので、
もちろん同じ計量カップで玄米を計れば大丈夫です。
玄米を計量するときはカップに多めにもって、上からおさえたりはせずに
箸などで軽くすり切りにしてもらったり、
左右にゆすって平らにしてもいいですね。
時短したい時や、量が多い時は電子ばかりを使うのもOKだと思います!
野外や、計量カップが無い時は、最終手段『手のひら量り!』というのもアリです!
私たちも薪で羽釜で炊く特は、手のひら量りしていますが、薪で羽釜で炊くと、少々水加減をまちがえても上手く炊けてくれます。
この理由は、羽釜って蓋が木でできているので、余分な水気を吸ってくれたり、
羽釜自体の丸みが、お米の対流を促しやすい理想の構造ですし、薪の保温力もあるので、
色々なことが合わさり、結果的に水加減を間違えても上手く炊ける、ということにつながっているんだと思います。
当然かもしれませんが、手のひら量りしていた時代には、これがもっとも適した料理道具だったんでしょうね。
玄米を計る方法、いろいろな方法があると思いますが、
美味しくご飯を炊く前の儀式のようなものだと思います。
今は玄米を計る計量カップにも様々なものが、製品化されているみたいです。
定期宅配を初めて下さった方に差し上げている一合枡ですが、
自分たちももちろん使っています。
国産の桧で作っていますので、毎回桧の香りを楽しみながら玄米をはかっています!笑
おむすび屋で修業していた時代も、毎日ものすごい玄米の量を仕事の中で計っていましたが、
玄米を計量カップで計る時から、美味しいおむすびを作ることが始まっていましたから、
かなり真剣に、なるべく飽きない工夫をしながらやっていました!
ご家庭でもお米を計るという作業はもう、一生行っていくものだと思います。
ぜひ、真剣に、なるべく楽しむ工夫をしながら、お米を食べてほしいと思っています!