『発芽玄米』の良さ、『玄米』の良さ、両方ありますが
発芽玄米にすると、発芽抑制物質が流れ、玄米がやわらかく、プチプチした食感になりますね。

そこで、お客様から多いお問い合わせの一つが、『発芽玄米のつくりかた』についてです!

 
これについてはみなさん、それぞれ工夫されて実践されているようで、ホームページにも載せてなかったんですが、お問い合わせが多いので、ここに記載します。
 
 

homemade germinated brown rice, japanese healthy food

 
 
 
 
お米も生きものですので、ただ水に漬けておくだけで発芽するときもあれば、なかなか発芽してくれないこともあります。
 
様々な外部の環境によって、発芽が左右されてくるんです。
 
 
でも、 どうせ発芽玄米をつくるなら、なるべく発芽をそろえて、一番良いタイミングで美味しく食べて頂きたいと思います!
 
 
私たち農家も皆様にお届けするお米と同じお米を、毎年の種籾にしており、
 
毎年ほぼ100%発芽してくれますので、元気な苗が作れています
 
 

 

 
 02c50517e7ed7672b37d4eb2779b1aeb966dbf1a.85.2.9.2
 
何人ものお客様からもしっかり発芽したよ、とご感想いただいていますので、
 
間違いなく発芽してくれるパワーと力強さをもっていると思いますが、
 
お米も生きものですから、ちょっとしたことが原因でうまく発芽しない場合があるので、とにかく条件をそろえてあげましょう!
 
 
 
 
 
 
前置きが長くなりましたが、
 
 
 
以下に、私たちが現在行きついている発芽玄米の、作り方?を載せますが、
 
ここまで丁寧にやらず、ただ水に漬すだけで、手を抜いても発芽してくれる時は発芽してくれるし、笑
 
 
ここまでやっても何かが原因で発芽してくれない時もあるかもしれません。
 
発芽玄米にされる方は、ポイントを押さえて、ご自分にあったやり方を発見されて、美味しい食べ方を見つけていただければと思います。
 
 
 
さて、 玄米を上手に発芽をそろえるコツを、農家の経験から一言でいうと、『吸水』『水温』『酸素』の3つが大事になってきます。
 
 
さらに言うと『お米の品種』によっても、発芽までの時間や、発芽自体が揃いにくいものがあるんですが、
 
これに関しては、発芽が遅い、そろわない、というのは、悪いことではなく、その品種自体が持つDNA(自然への適応性の一つ)ですので、
 
発芽がそろいにくい品種でも、あまり神経質になる必要はない思います!
 
 
 
 
具体的にコツを言いますと、
 
・12時間以上(できれば24時間)は少なくとも吸水すること
(吸水が不充分だと水温・酸素があっても発芽がそろわないため)
・低い水温、あるいは35℃以上の高水温を使わない、また寒い部屋でやらないこと
(吸水・酸素が充分でも水温が低いと発芽がそろわないため)
 ・充分吸水したら水からあげて酸素もしっかり与えてあげること
(吸水、水温が良くても酸素がないと発芽がそろわないため)
 
 です。
 
 
 

以下に、発芽玄米の作り方のコツの詳細を記載します。

 

だいぶ細かく書いてますが、ポイントさえ合っていれば、もっとズボラにやってもしっかり発芽してくれると思います!

 

 

1.玄米を洗う。
(ぬるま湯30℃前後を使うとベター。)

 

2、玄米を浸水する。
玄米をボールなどの中に入れ、お米の2倍以上の冷たくない水(ぬるま湯30℃前後がベター)を入れて浸水する。

 

3、12時間後・・水を交換する。
水を交換することで、酸素の補給、発芽抑制物質を洗い流し、発芽をうながす効果があります。(交換する水もぬるま湯がベター。)

 

4、さらに12時間後(計24時間)・・
条件や環境がよければこの時点でも発芽モードに入っています。発芽玄米にする、そもそもの理由は玄米の持つ発芽毒素を流してしまうことです。(玄米を柔らかく炊くことも目的の一つ)
目で見て、胚芽からぷくっと芽がふくらみ始めるより前に、すでに毒素は流れておりますので、ふくらみ始めたらok!

芽が出てしまってもかまいませんが、

出過ぎると、芽の方に栄養が行き、食感・食味・栄養価が落ちてしまうことがあります。

目安としては、浸水している水の表面に気泡が少し出始め、なんとなく乳酸菌の香りがし始めると、玄米は発芽モードに入っています。

玄米自体も漬け初めより、透きとおり、胚芽の部分ははっきりと白く見えるようになります。

この状態が発芽モードに入った状態ですので、

玄米を水からあげて、ざっと洗い、発芽抑制物質を流してあげて、

新しい水を入れて、もうご飯を炊いてもOKです!

 

 

発芽モードがまだ・・、あるいは弱い場合は・・

 

1、ぬるま湯で玄米を温め、玄米の水を切り、ザルにあげ、水を捨てたボールの中に玄米の入ったザルごと戻す。

(もう給水は充分しているので、ここからは温度と湿度を保つようにします。
ボール、あるいはザルにそのまま玄米を入れておくより、ざるに入れた玄米をボールに入れておいた方が、湿度と酸素を同時に保ちやすくなり、発芽もそろいます。)
2、玄米の表面にぬれた布巾やキッチンペーパーをかぶせ、さらにラップなどをして表面の乾燥も防ぎながら発芽を待ちます。

発芽を待つ間、12時間ごとぐらいに、ぬるま湯でざっと洗って、水を切り、

また同じように発芽を待ちます。(温度を上げ、湿気を与えてやるためです。)
どのくらいで発芽するかは気温・水温お米の品種にも左右されますが、
だいたい水を切ってザルにあげてから遅くとも12時間~36時間ぐらいで発芽すると思いますが、外気温が低すぎると時間がさらにかかるか、最悪発芽モードになってくれません。

夏場などは発芽までに時間がかかり過ぎると、水が傷むこともありますので、注意が必要です。

 

以上が、現在の私たちの発芽玄米の作り方となっていますが、今後もいろいろ試して、良い方法にしていきたいと思います。

皆さまもこうしたほうが良いとか、ありましたら、ぜひ良い方法をコメントでお待ちしています!

 
生きているお米で、美味しい発芽玄米ができることを願っております!